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ケース会議②・・・・場面緘黙の子供の気持ちを知ってください…特別な支援の必要な子

支援学校のコーディネーターがケース会議で配布された資料です。

担任の先生へ  
(場面緘黙の子供の気持ちを知ってください)

いつも私のことで心配させて、ごめんなさい。
いっぱい優しくしてくれて、ありがとう。
先生に、知ってもらいたいこと、聞いてもらいたいこと、本当はいっぱいあります。

私は、先生が嫌いで黙っているのではありません。
反抗しようと思って、知らん顔をしているのでもありません。
先生が、私の為に一生懸命になってくださっていることや、親身になって下さっていること、本当にうれしいです。
うれしくて、うれしくて、とんでいきたいほどだし、先生の周りにまとわりついて『あのね、あのね』とお話ししたい。

私は、先生が好きなんです。

だから、先生の期待や、せっかく考えてもらった優しさに応えられなかったりしたとき
申し訳なくって、恥ずかしくて、いたたまれなくなって、もっともっと硬くなってしまうんです。
『こんな私のことなんて、きっと先生は嫌いに違いない』
『こんな私でなければいいと思っているに違いない』
そんな思いが、ぐるぐると頭を駆け巡って、優しく話しかけてくださる先生の声を聞きながら、自分の情けなさに頭を上げる時ができないときがあります。
髪の毛を伸ばして顔を隠しているのも、先生の顔が見たくないのではないのではなて、
何もできない自分を見られたくないからなんです。
私が嫌いなのは、先生ではなく自分です。
拒否しているのも自分なんです。

私は、『話さない』のではなく『話せない』のです。

『どうして?』と問われても、私にもわからないけど、『嫌いだから』ではなくて、楽しくてもうれしくても『話せない』んです。

いつか、大人になったら、今の私の気持ちのパズルが解けるのでしょうか?
わからないけど、今は、迷路の中にいるような気持ちです。
楽しくてにっこり、悲しくてしょんぼり、そんなふうに、ちゃんとつながっていなきゃいけない暗号がこんがらかって、悲しいのに微笑んだり、楽しいのに顔があげられなかったり、私は、とてもちぐはぐな状態です。
ですから、むっつりと見えたり、知らん顔に見えることもあると思います。
でも、心はそうではないんです。

先生が大好きということ
話さないのでないということ

このことを信じてもらいたい
それだけでも、私はずいぶんほっとして日々をくらしていけるのです。

こうしてもらうとうれしい

〇返せないかもしれません、でも、ボールを投げてもらうのはすごくうれしいです。
自分でボールを投げられない私は、投げてもらえるボールがとても少ないです。少なくて、少なくて時々自分は透明人間なんじゃないかと思うほどです。誰の目にもうつらない、透明人間。
苦しいときは、いっそなってしまいたいと思うこともあります。
でも本当は、誰かに『あなたは透明人間なんかじゃない』と言ってほしいと、いつも願っています。
話しかけてもらっても、応えられないかもしれません。
それでも話しかけてもらえると、すごくうれしいです

『こんなことがあったよ』『こんなことを思ったよ』
先生のそんな話を聞いているだけで、とても楽しいです。
先生の中で私は透明人間じゃないんだってほっとします。
面白いことを聞くと、誰かに話したくて仕方がなくなります。
だから家に帰るとすぐに
『あのね、先生がこんなこと言ってたよ』と、話しまくっているんです。
ただ、それを知られるのはなんとなく恥ずかしいので、『先生には内緒だよ』と必ず言ってしまいます。
でも、せっかくのお話も、
『あなたはどうだった?』と聞かれると、どきりとします。
『どうする?』『どっちがいい?』と、問い詰められると、辛いときがあります。
どう答えていいかわかりません。
応えられないことで先生をがっかりさせてしまうだろうと、あせってしまいます。
たくさん投げてもらってボールをエネルギーに、自分が投げ返していける元気を充電中です。
今は、でっかいパスはできないかもしれません。
でも、胸の中では『うーん、私ならこうだな』と思っていたり、『こうすればいいのに』叫んでいたり、投げてもらったボールでちゃんと思いは動いています。

〇授業への参加の仕方は、相談してもらえるとうれしいです。
『話せない』私は、いつも『指名されたらどうしよう』『順番がまわってきたらどうしよう』と、ドキドキしています。反面、『話せないから』と指名されなかったり、順番を飛ばされたときは、悲しくなります。
それが私への気遣いからだと分かっていても、いたたまれなくなってしまうのです。

私なんていなくてもいいんだ。
私の居場所はないんだ。
そんな思いが駆け巡り始めると、授業がとてもつらくなってしまいます。
でも、本当は『よくできました』とほめられたいと、いつも願っています。
『相談』の仕方は様々です。
ある先生とは、誰もいない教室で話し合いしました。ある先生は、お手紙をくださいました。
ある先生は、家まで来てくださいました。
できるだけリラックスできる場所で、負担のない方法でと考えてくださったのだと思います。
先生が『こんな時はどうしたい?』『こんな方法があるよ』『こうしてみたらどう?』と案を出してくださいます。私は、それを聞きながら考えます。
『こうします』と、その場ですぐに答えられないことが多いですから、時間をくださるとうれしいです。

〇決めつけないでいてくれるとうれしいです。
『話せない』私は、自分の要求や願いを伝えられないだけでなく、否定することも言い訳をするとこもできません。『違うよ違うよ』と心の中で叫んでいても、首を振ることすらできないこともあるんです。
否定できない辛さは、時に要求や願いを伝えられない以上に苦しいです。

『こんなに心配しているのに無視するんだね』と言われたとき、『違うよ違うよ、無視なんてしてない』と否定できないつらさ。
大好きな人をがっかりさせてしまっても、否定できないつらさ。私のことを悪く思われることへの恐怖以上に相手を傷つけてしまうことが申し訳なくて、傷つけてしまう自分がいやでたまらなくなります。
『・・・・なんだね』と言われると、どきりとします。
当たっていても、外れていても、私にはそれを伝えるすべがありません。
私の思いでないことが、私の思いとして語られていくことは苦しいです。

〇『話せない』以外の私も見てもらうとうれしいです。
『私=話せない』だけではないはずなのに、そこしか見てもらえないと、私にも自分は『話せないだけの人間』のように思えてきます。
『話せない』ことは、私にとって辛いことなんです。それなのに、それだけが私を示すものだとしたら、私という人間の価値や意味は全くなくなってしまいます。
ちょっとしたことでいいんです。
日常の中に、『話せない』以外の私がいることに気付いてください。教えてください。
『あなたはいつも鉛筆をきれいに削っているのね。見ていて気持ちがいいわ』と声をかけてくださった先生がいました。友達にものを借りるということができない私は、いつもとても神経質にいろんな物を準備していました。私はそんなことばかり考えている自分がいやでたまらなかったけど、それを心地よく感じてくれる人がいるというだけで、ずいぶん楽な気持ちになりました。
『準備をしないといけないピリピリとした自分』ではなく、『きちんと準備ができる自分』を見つけてもらった気がしました。

お願いをいっぱいしました。
『やっぱりわがままな子なんだ』と思われた先生もいるかもしれません。
でも、大好きな先生にこそわかってほしいんです。
私は、話せません。
でも、考えています。
感じています。

私が私のことをいやでなくなるために、顔を上げて生きていけるようになるために、力を貸してください。

『話せない』私も、あなたの生徒なんです。
『話せない』私でいけませんか?


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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

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びっくり!

お久しぶりです。

一つ前の記事も読みましたが…

信じられない。
体罰のほかの何者でもない。

それも小学校で…
驚いてなんも言葉が見つかりませんでした。

他のご父兄は何も苦情が出ていないのでしょうか?
健常の子に対してだって問題ありの対応なのに、発達障害のある天使君には何も伝わらないどころか不信感しか残らないのでは?

この記事にある資料をフルに活用して先生方の意識が変わることを祈っています。

junmamaさんfight!です。

エンジェルキャッチさんへ

コメントありがとうございます!
返事が遅くなってしまいました。

びっくりでしょう!
これを体罰と思わない教師。
体力作りがメインなんだそうで・・・・。

他の保護者は・・・・・自分ちの子はできるから・・・・鍛えてもらおうとか、苦になっていないからとか・・・・。
考え方が・・・????
です。
関係ない!って親が多いですね。
でも、わが子に降りかかってくるとパニックになるんですよね。

レベル低さなのでしょうね。
他の発達障がいの親が言っていました。
(最近になって、わが子のことを受け入れた親です)
先生たちも特別支援がどういうことかわからなくても、まず、興味を持つことから始まる。そうしないと、何も始まらない。教師は、その意味すら理解できないと。
でも、あんまり言うとモンスターって言われるって!

発達障がい児の親は、ただ、一生懸命なだけで、理解のない者にとっては・・・・。

でも、頑張りますよ!!
エンジェルキャッチさん、ありがとう!!
Secre


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まとめ【ケース会議?・・・・】

支援学校のコーディネーターがケース会議で配布された資料です。担任の先生へ  (場面緘黙の子供の気持

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プロフィール

jun mama

Author:jun mama
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家族の紹介
パパ・・・頼りになる大黒柱

ママ・・・専業主婦

長女・・・高2女子 青春真っ盛り~~❣
 
バドミントンに夢中!

長男・・・中1 
     ユニークで
   優しいお兄ちゃん
   
  バドミントン初心者から脱出したい(^^;)

天使・・・支援級の5年生 
 発達障がいがあり、
 言葉の遅れを伴う
(場面緘黙)
 我が家の癒し系!
 最近、生意気な言葉も!
 頑張っている次男坊(^^)

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